帰る場所
大震災で被害にあった方々、
今現在不安な気持ちで避難生活を続けていらっしゃる方々に
心からお見舞い申し上げます。
あの日、私は都内で仕事中でした。
帰ろうにもJRも私鉄も完全にストップ。
タクシー待ちも長蛇の列。
携帯電話は全くつながらず、
子供たちがどうなっているのかもわからない。
30分ほど呆然としていましたが、
川崎まで14Kmの標識を頼りに歩き出しました。
とにかく早く早く家に帰って子供たちを探さなきゃ。
途中、公衆電話から友人と話すことができ、
友人宅に子供たちが預かってもらっていることを知りました。
ようやく落ち着いて、周りの様子が目に入るようになりました。
私と同じように家をめざす人たちで通りはいっぱいでした。
ようやくつながった携帯で家族の安否を確かめる人、
自分の無事を家族に伝える人。
みんな家をめざして一生懸命歩いていました。
川崎に着いたのは夜の9時になっていました。
私が1人暮らしだったら、
4時間半もかけて歩いて帰らなかっただろうな~。
T吉とK吉がいる場所が帰る場所なんだなと改めて実感。
歩調を落とさず、家路を急ぐこの人たちもみんな
家で待つ人がいるから一生懸命歩いているんだろうな・・・と思うと、
なんか胸がちょっと温かくなりました。
余震や、原発の問題でまだまだ不安な状況は変わりません。
少しでも被災地の方々のお役にたてるように、
私は私のできることをしっかりやっていこうと思います。
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